てんかんの早期発見のために
まず、てんかんには記憶がとぶという症状があると、
「てんかんの症状」の所で話しましたが、
この症状について、一般的にはあまり知られていないのが現状です。
僕がまず記憶がとぶと感じたのは
小学生5年生の頃で、
その記憶がとぶことが、たびたびあったんですね。
それで、親に記憶がとぶことが最近多いと説明したところ、
「ど忘れじゃない?お母さんもあるよ」と言われたのです。
そう言われたので、それで了解したのですが・・・。
ここで小さなお子さんをお持ちの方にしてほしいことは、
普段言わないことを子供が言ったのであれば、
追求してほしいと言うことです。
僕の場合ですが、
母親が「ど忘れじゃない?」と決めつけてしまわずに、
「どういった感じで記憶がとぶの?」の一言有ればよかったです。
そうしたら、実際に痙攣を起こす前に、
てんかんであると気づけていたかもしれません。
子供からしたら親の意見は正しいんだと思ってしまうので、
「ど忘れじゃない?」と言われれば、納得してしまうんです。
僕がそうでしたね。
実際に「どういった感じで記憶がとぶの?」と聞かれていたら、
ど忘れでは説明がつかないことが実際に起こっていることを
説明していました。
なので、その時点で親が病院に連れて行ってくれていたと思います。
病院に早めに行くことが出来ていれば、
全身痙攣を起こし倒れるということなく、
てんかんと分かっていたと思います。
実際に僕は痙攣を起こして、
救急車で運ばれて、てんかんだと分かりました。
どうですか?
痙攣を起こして、てんかんだと気づくのか、
それとも、痙攣を起こす前にてんかんだと気づくのか。
この二つには大きな違いがあると思うのですが・・・
追求することで、僕みたいなパターンは防げると思います。
出来る限りお子さんに何か異状が見られたら、
追求してやってくださいね^^