乳児重症ミオクロニーてんかん
ここでは、4万人に1人と言われている、
乳児重症ミオクロニーてんかんについて紹介します。
発症年齢は4ヶ月から10ヶ月に、
発症することが多いとされています。
てんかんの中では、発症時期が早いですね。
症状は、最初の方は体の片側だけの
痙攣が見られることが多く、また、
長い時間痙攣を起こすということも挙げられています。
お風呂に入った時にも、
痙攣が見られることが多くあるようです。
そして、熱がある時に痙攣を
起こすことが多いとも言われています。
そういうことから、良性とされている、
熱性痙攣と間違えられることが多いみたいですね。
間違えられることが多いですが予後としては、
熱性痙攣と、乳児重症ミオクロニーてんかんとでは、
大きく違ってきます。
ですので、知識として覚えておいた方が
良いものだとは思いますね。
この乳児重症ミオクロニーてんかんも、
症状の重いてんかんと同じように、
発達していく上で支障が出ます。
運動機能であったり、精神面であったりです。
これが、熱性痙攣と大きな違いの部分です。
痙攣そのものの違いは、そんなにありません。
だからこそ、熱性痙攣と間違えられることがあるのです。
熱が出たときに痙攣が出たから、
熱性痙攣だと思わないこと。
お子さんがどんな様子で痙攣を起こしたのか?
というのを、しっかりと見てあげるようにしましょうね。